一番近くの君へ。
stage*one

幼なじみ






────♪♪♪─……



携帯のアラームが耳を通り抜けていく。



最近お気に入りのラブソングの着うたは目覚ましの嫌な音と違って心地がいい。



…ん〜、これならいつまででも寝れそう。



ぐーっと背伸びをするとどこかヒンヤリとシーツの冷たさが伝わってくる。



あたしはそっと目を開いた。



カーテンの隙間から溢れるような光。







< 6 / 202 >

この作品をシェア

pagetop