恋の翼
匠はあたしのとこを横目で見ていた。
「な、なんでもないよ!!」
あたしは必死に誤魔化した。
担任の話が終わって休み時間になった。
「ちょっと!!なになに??
遥の隣カッコイイ!!
しかも、知り合いなの!?w」
「え?うんうん。」
やばい…夏も好きになったかな?
ん…?
今、夏もって言ったよね?!
あたしも好きなの!?
へっ??違う違う!
「どうかした??」
「え?なんも!!」
あたしは必死に答えた。
「遥!」
「え!?」
「うちな!!マコトのこと
好きなんだわ!」
「え!?マジッ!??」
「うん…なんか惚れてもうた!!」
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