恋の翼
入学式のため体育館に向かった。
「遥ちゃん?」
「へ?なに!?」
あたしの後ろの子が話しかけてきた。
「さっき1組の子が3組身に来てたよ??」
「1組の子??あー舞だ!!ありがとう」
「泣いてたよ」
ボソッと呟いた。
「泣いてた?舞が??」
「うん、少し話し聞いてあげた」
「なんて?」
「あたしからは言わない。
自分で聞いたほうがいいと思うよ」
なんなの??この子。
「名前は??」
「華乃覇(カノハ)」
「了解、よろしくね!!」
話していると体育館に着いた。
体育館に着いてからは
話さずに静かにしていた。
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