月の光、闇の人。そして、声



「あのさ、俺の従兄が2人に会いたいって
言ってるんだけど、会いに行かない?」


リクくんが申し訳なさそうに言う。


 
「行く!

ね、ルナも行くでしょ。」

 
と、言われ腕を掴まれた。


「あ、ほんと?助かる。

コハクさんも居るらしくて。」


「えー、ホント?

すっごく緊張する。」


 

 

……こういう時に声が出ないというのは
本当に不便だ。

それに2人の盛り上がり方がすごい。

 
コハクさんって誰?

緊張する?

めんどくさい。





「ルナぼーっとしないで。行くよ!」

  

どこに行くって言うんだ。












< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

kokoro
雫刹那/著

総文字数/239

詩・短歌・俳句・川柳2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop