ｱｸｼﾃﾞﾝﾄ☆ﾗﾌﾞ〜ご主人様は人気俳優〜

「ちょっと待て！」


えっ……


待てと引き止める言葉に期待してしまう。


でも…期待もむなしく車のﾄﾗﾝｸから私のｶﾊﾞﾝをとりだした。


「帰れ。もう来るな。」

勢いよくｶﾊﾞﾝを渡された。


やっぱし引き止めてくれる筈がないよね。


「えっ…ｶﾊﾞﾝ…？」


これって事故の日に使ってたｶﾊﾞﾝ。

どうしてｶｲﾗが持ってたかききたかったけど…



私の言葉を聞かずにｶｲﾗはﾏﾝｼｮﾝの中に入っていった。