アクシデント☆ラブ〜ご主人様は人気俳優〜
「ここに来たら会える気がした。ポチが…由奈がずっと好きだ。伝えるのが遅くなってすまない。」


そう言ってカイラは強く私を抱きしめた。


「私も好き。カイラが大好き。でも……」


私はカイラの仕事のことが気になった。


事務所の人に会うなって言われてることが気になってる。


涙で次の言葉がなかなか出てこなくて沈黙になってしまってる。


「テレビで宣言したから事務所も諦めて俺たちのこと認めるだろ。だからもう一度戻ってこい。」


「うん…」

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