赤い狼 ~棗の想い~
「あ゙ーもぅ!棗ばっかり、さっきからずりぃって!」
「ホントだよ。いつまで待たせるのぉ~?ケーキィ~!」
でないと、こいつ等も元気を無くすから。
「はい、はい。分かったって。…じゃぁ棗の分、ちゃんと残しておくね。
仕事が片付いたらいつもの部屋に来ればいつでも出すから。
じゃぁ、頑張って。あ、でも無理しない程度にね。」
「はーやーくー!」
「分かったって。もぉ~、煩いなぁ~。」