赤い狼 ~棗の想い~







「そぅなのかなぁ…?でも、隼人はいつも私に酷いじゃん。


普通、好意を持ってたら能無しとか言わないよ。」






そうやってプクーと頬を膨らませる稚春。





隼人にとってみれば、こんな行為、とっても可愛く見えるんだろう。




「…そんな顔してると…また、隼人に意地悪されるぞ。」






…ヤキモチ妬いてな。





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