悪魔が笑うから
@5 なんでもないよ
依存関係。
依存関係。
依存関係。
いや、いや。
怖い。
なんとなくユナと並んで歩くのが嫌で、少し間をおいて長谷川 瑛のところへ戻った。
「あ、おかえりー」
ユナは何もなかったかのように明るく話しかける。
さっきあったことが夢みたい・・・。
何か返事をしようかと思ったけど、なんだか怖じ気ついて少し笑って席に着いた。
「楓はオレンジジュースか~」
そんな私を気にもせずにコップに入ったオレンジジュースに興味を示した。