悪魔が笑うから
「ドリンクバーから帰ってきたときから。不安そうな顔つきだが・・・」
あ・・・・・・。
そっか、顔に出てたのかなぁ・・・。
ていうか、なんでそれに気がついてくれたんだろう。
長谷川くんは見透かしたように言った。
「なんで気がついたかって思ってる?」
「あ、うん、そりゃ・・・」
そして、私の目をじっと見てきた。
「・・・ずっと、大音のこと」
「?」
「見てたから、わかっ・・・」
「ん~~!美味しいね!」
気がつくと、ユナは私と長谷川くんの間に顔を入れてきてた。