HAPPY RING
 少ししてあたしの家に到着。

「ありがとうございました」

「優ちゃんって大学生だよね?」

「はい。大学1年生です」

 頑張って入った大学。

 和沙は…学校卒業できなかった。

「…鍵は?」

 ――ガチャッ

 あたしは鍵を開けて家に入った。
 すると…

 どさっ

「…こういうの狙ってるのわかんない?」

 何この人…。

 意味わかんない…。

「俺、優ちゃん好みなんだよね~」
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