HAPPY RING
抱え込んで
【優side】
昨日は久しぶりに矢野くんの前で泣いちゃった。
でも、矢野くんはあたしが落ち着くまでそばにいてくれた。
「…あ、矢野くんおはよう」
「おはよ、優」
いつもと変わらない矢野くんの笑顔。
「昨日はごめんね」
「…大丈夫だよ。優こそ大丈夫?」
「うん」
矢野くんはあたしのこめかみに手を当てた。
「…よかった。優…俺のこと矢野くんじゃなくて裕紀って呼べよ。幼馴染だし」
「…そだね…!裕紀ありがと!」
あたしは久しぶりに笑ったような気がする。
家に帰るとメールが入ってた。
「…夏穂ちゃんだぁ…!」
夏穂ちゃんはあたしの小学校の親友で大阪に引っ越しちゃったから年に3回くらいしか会えない。
そしてメールを見ると…。
「ええぇ~~~~~~!!」
昨日は久しぶりに矢野くんの前で泣いちゃった。
でも、矢野くんはあたしが落ち着くまでそばにいてくれた。
「…あ、矢野くんおはよう」
「おはよ、優」
いつもと変わらない矢野くんの笑顔。
「昨日はごめんね」
「…大丈夫だよ。優こそ大丈夫?」
「うん」
矢野くんはあたしのこめかみに手を当てた。
「…よかった。優…俺のこと矢野くんじゃなくて裕紀って呼べよ。幼馴染だし」
「…そだね…!裕紀ありがと!」
あたしは久しぶりに笑ったような気がする。
家に帰るとメールが入ってた。
「…夏穂ちゃんだぁ…!」
夏穂ちゃんはあたしの小学校の親友で大阪に引っ越しちゃったから年に3回くらいしか会えない。
そしてメールを見ると…。
「ええぇ~~~~~~!!」