HAPPY RING
誰もいない浜辺。
誰もいない海。
どこまでも続く地平線。
「…お前さ、すっごいかわいすぎなの!飾んなくてもかわいいとか…。そんな言葉にいちいち反応するところがかわいい。前も言ったけど……俺はお前のこと好きなんだから…。言葉に反応すんなって」
「…でも…。反応しちゃうよ!だって…不安なんだもん…。前はウザがるし、いじめるし」
そう言うとはぁ~と和沙は息をついた。
「あのね!好きな子いじめるってよくある話だろ?優をウザいって思ったこと一回もねぇから!」
「……本当?」
「嘘で言うか」
何度も繰り返して言ってくれた。
好きって。
観覧車でも好きって聞いたんだ。
誰もいない海。
どこまでも続く地平線。
「…お前さ、すっごいかわいすぎなの!飾んなくてもかわいいとか…。そんな言葉にいちいち反応するところがかわいい。前も言ったけど……俺はお前のこと好きなんだから…。言葉に反応すんなって」
「…でも…。反応しちゃうよ!だって…不安なんだもん…。前はウザがるし、いじめるし」
そう言うとはぁ~と和沙は息をついた。
「あのね!好きな子いじめるってよくある話だろ?優をウザいって思ったこと一回もねぇから!」
「……本当?」
「嘘で言うか」
何度も繰り返して言ってくれた。
好きって。
観覧車でも好きって聞いたんだ。