❀全部、全部、君のせい❀
「あっ、今、いつの間に、
この人の、彼女になってんの!って、
思ったでしょ(笑)」

「なっ!!」

「ほら図星(笑)」

「そんな事思ってません、
そもそも、そんなこと言うなら、
証拠でも、見せてくださいよ!!」

「証拠?いいよ、
花、ちょっここっちついてきて」

「しょうがないですね。」

「ほら!!ここ見てみろよ。
俺が昨日つけた、俺のってしるし。」

なにこの人、勝手に、つけてんの・・・。

今日も、学校あるのに・・・。

って、この人、同じ学校って・・・。

まっいっか。

どうせ合わないし・・・。

このときの私は、

この人と、同じクラスということを、

忘れていたんだ。

「あの、今日は、もう帰っていいですか?」

「あ?
なんで?」

「だって、授業遅れちゃいますよ?
それに、私、いったん、家に
、帰りたいですし。」

「ん。分かった、
じゃ、学校でな!!」

「はい、きっと合わないと思いますけど。」

「なんか言った?」

「いえ・・・。」
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