闇と光 〔下〕

僕の手をぎゅっと握って、


「大丈夫。あたしが修羅を守る」


って言って泣いたんだ。


あの日以来、


秋歌は笑わなくなった。


泣くこともなくなった。


でもここに来て、感情を取戻しかけたんだ。


なのに・・・彼らは・・・・


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