闇と光 〔下〕

時雨が耳元で囁く。


っ・・・・。


「平気。でも警戒は・・・ううん。何でもない」


言葉を詰まらせる。


警戒させるとあたしまで目をつけられる。


それに心配させたくない。


「何だよ?言え」


「何でもないわ」


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