闇と光 〔下〕

見たところ、かすり傷で


あたしと修羅以外誰よりも無傷だ。


・・・・・。


「そう。良かったわ」


「お前が平坂時雨か」


「そうだ」


「お前のおかげで黒月は朱唖に近づいた」


時雨は不愉快そうな顔をする。


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