闇と光 〔下〕

「朱唖がいない今、俺は黒月を貰う」


「黙りなさい。現実を受け入れたのなら前に進みなさい」


あたしは代わりじゃない。


お母さんの代わりなんていない。


「朱唖はその男に殺されたんだぞ!?何故肩を持つ?」


「お母さんは恨んでないと思うわ」


きっと・・・大好きだったのよ。


離れていても。


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