闇と光 〔下〕

「一度引かせていただきます。しかし、姫の立場はかわりません」


「ええ。あたしはもう戻れないわ」


そう戻れない。


あたしは守るために今を捨てたの。


殺し屋3人は逃げて行った。


ああ、やっぱり。


あたしはみんなの顔を見て、そう思った。


軽蔑した冷たい瞳。


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