好きだから。ただ、好きだから…。
「安田は前の学校で、花を育ててたんだ。で、ある女子の軍団がふざけてその花をちぎったりとか…めちゃくちゃにしたんだって。で、安田はそれに怒ってその軍団を殴った。そのうちの1人は、顔の骨を折って、安田はしばらく学校に来れなくなり新しくこの学校にきたんだって」

安田って…そんなに怖い先生だったんだ…

「安田…怖い…ね」

「まあな。とりあえず…さ、…なんかあったらすぐ俺に言えよ?お願いだから…な?…」

「うん」
< 86 / 87 >

この作品をシェア

pagetop