天国へのカウントダウン〜君色の奇跡〜



「あの…すいません」




「小林彩さんの病室何号室でしょうか?」



(503号室ですよ)




「ありがとうごさまいます」



『覚えてなかったの〜?』



「うっせ−よ!念の為だよ!」




『ふ〜ん…』




「なんだよ…その言い方…」



『素直じゃないなあって思っただ−け…』




「うるせ−…ばか」




全く覚えてなかったよ…
だって認められたんだもん
大好きなお母さんに…
嬉しくて嬉しくて…
他の事なんて頭に入らなかったんだ…


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