天国へのカウントダウン〜君色の奇跡〜




…403号室




コンコンッ…





『はい…』
彩のお母さんだ…





「あ…亮です…彩に渡したい物あって…」





『入っていいわよ…』





「ふぅ…………」
大きく深呼吸してからドアを開ける…






「彩……さっきはごめんな…」





『ごめんなさい…』




彩はこっちを向かず
カ−テンの方を向いてる…




「彩の為に桜持ってきた!」




静まり返る病室…
やっぱりだめなのかな…
彩…




『彩ちゃん…あたし間違ってた…』






「柚希…」





『大丈夫…私は救世主だもん!』




< 22 / 62 >

この作品をシェア

pagetop