天国へのカウントダウン〜君色の奇跡〜



『ぇ…そんな急いでどうしたの?』



彩が驚いた顔で僕を見てる
でも病室にいてよかった……





「はぁ…はぁ…よかったぁ−…」





『何かあったの…?』



ありすぎるよ?
けど…今は言うべきじゃないよな……





「いや…彩の顔見たかったからさ」



亮は微笑みながら彩を見て
安心させようとする





『ぅそばっかり……』





「え?」



カ−テンを見ながら
寂しそうに呟く彩…




やっぱり……。



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