天国へのカウントダウン〜君色の奇跡〜
『真っ直ぐな亮くんが好きなの!!』
「柚希…」
『彩ちゃんが必要なのは亮くんなの…!』
『好きならもう一度…愛してあげてよ…』
『死ぬんだもん…誰だって不安だよ!』
『好きな人残して死にたい
人なんかいないよ…』
『亮くんいないと彩ちゃん1人ぼっちだよ』
『それでも諦めるなら…もう知らない』
俺、何やってんだろ…
柚希の言う通りだよ。
逃げてばっか…。
素直になれない…。
初めて相談してわかった
友達なのにここまで思ってくれるんだ…
自分1人じゃ何も出来ないんだ…って。
俺には相談出来る相手がいる
けど彩は1人ぼっち……
ごめん…気がつかなくて
俺やっぱ馬鹿だよな
ありがとう…柚希。
今、行くよ…彩。