天国へのカウントダウン〜君色の奇跡〜
『こんにちわ…名前は何てゆうの?』
これも母さんの癖…
覚えられるわけないのに
聞くとゆう…無謀さ…
『あ…初めまして!平川柚希です…』
『柚希ちゃん…可愛い名前ね』
『あ…ありがとうございます…』
「何いってんだよ…母さんは…」
『何って…自己紹介じゃないの…』
「どこがだよ…聞いただけじゃん…」
『面白いお母さんだね』
「そうか…?」
『ほら!見てみなさい』
「うっせ−!」
車の中で意外と会話が膨らんだ
柚希といれば面白い
それは正直に言える…
でも…
友達以上にはなれない…