恋村

レンタル彼氏

ほぉほぉ。
なかなかである。


イケメン。

この方初めて“イケメン”の中の“イケメン”に出会いました。
お母さん、あたしは幸せ者よ。
生んでくれてありがとう。


なんて、24秒もかけて言うことじゃぁない。
でも、言った。
だって、目の前に現れた“ミツ”は、あだ名であって、立派な“池谷 光俊”とゆぅ名があったんだもの。
あたしゃ、アメリカ人かと思ったよぅ。(ハロー?)

と、
言うのも本当らしく。
おじーちゃんがアメリカ人らしい。
おぉ、だから目が輝いているのか。
とび色、ちがうなぁ、金?…想像しがたい。
うっとり。
「りょうちゃん?かわいいねぇ」



はァ?
やっぱり。男ってイキモノは…。
ため息が漏れる。
ホストか????

「あーらたッ!みんな外だして?」
目で合図する光俊さん。
目が怖い。笑ってないし。
「は、はい!!」
あんたはコイツの何だよ!!!
ツッコミたくなる。
さっき話をしていた女の子も含め、みんながBOXを後にする。
ドアの前で携帯をいじっているが?はて。
あたしも、出て行かなくては!!
バックを持って出ようとしたが、光俊さんに手首を捕まれた。
力強い。


「あのー…?」
「あはっ♪いーの、りょーちゃんはオキニイリ☆☆」

お気に入り?
はて?
ヤバーイ感じがするのは、あたしだけなのだろうか。
ねぇー、おーい。(誰に…?)
冷や汗が染み出てくる…。
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