異常の兄弟




「コレどーするの?」


彼が指さしたのは
倒れている屍

果は既にソレを人として
見てはいなかった


「アヤセに連絡するさ
んで解決だ」

「ん、分かった」


小さく頷くと果 巡は
互いに別方向に
歩き出した




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