いとしのポテトボーイ
☆*:・・★※・★*・☆
8月に入って、珍しく部活が3日間続けてお休みだったので、わたしと雪沢クンと安土クンと真希チャンは海水浴に出掛けた。
それも2泊3日で。
わたしはこの日のために水着を新調した。
今まではいつも紺色のスクール水着だった。
友達には「色気がないわね」なんて言われていたけれど、そんなの別に構わなかった。
でも今年は水着を買ってしまった。
色は黒で、胸にフリルがついているやつ。
胸のフリルは寂しいバストをゴマかすため。
「あー奈津美、雪沢クンのために水着買ったんだ?」
真希チャンが言った。
真希チャンもわたしのスクール水着以外の姿を見るのは初めて。
「もう高校生だからね」
わたしはそんな答え方をした。
8月に入って、珍しく部活が3日間続けてお休みだったので、わたしと雪沢クンと安土クンと真希チャンは海水浴に出掛けた。
それも2泊3日で。
わたしはこの日のために水着を新調した。
今まではいつも紺色のスクール水着だった。
友達には「色気がないわね」なんて言われていたけれど、そんなの別に構わなかった。
でも今年は水着を買ってしまった。
色は黒で、胸にフリルがついているやつ。
胸のフリルは寂しいバストをゴマかすため。
「あー奈津美、雪沢クンのために水着買ったんだ?」
真希チャンが言った。
真希チャンもわたしのスクール水着以外の姿を見るのは初めて。
「もう高校生だからね」
わたしはそんな答え方をした。