いとしのポテトボーイ
「奈津美ってばッ!」
「え?」
見ると真希チャンが口をとがらせて怒っていた。
「うん、聞いてるよ・・・・・」
わたしも真希チャンも、セラミックボックスなんてバンドは安土クンに聞くまで全く知らなかった。
真希チャンはボーカルのジョニーにひと目惚れして一気にファンになった。
音楽よりも顔を優先した真希チャン。
確かにジョニーは日本人ばなれしたとても綺麗な顔をしているけれど、やはりわたしは、その綺麗な顔にとてもマッチした、透きとおるような歌声が素敵だと思う。
安土クンが学校を辞めても、わたしも真希チャンもセラミックボックスのファンは辞めない。
「え?」
見ると真希チャンが口をとがらせて怒っていた。
「うん、聞いてるよ・・・・・」
わたしも真希チャンも、セラミックボックスなんてバンドは安土クンに聞くまで全く知らなかった。
真希チャンはボーカルのジョニーにひと目惚れして一気にファンになった。
音楽よりも顔を優先した真希チャン。
確かにジョニーは日本人ばなれしたとても綺麗な顔をしているけれど、やはりわたしは、その綺麗な顔にとてもマッチした、透きとおるような歌声が素敵だと思う。
安土クンが学校を辞めても、わたしも真希チャンもセラミックボックスのファンは辞めない。