いとしのポテトボーイ
「バイク愛好会、だな」
安土クンが答えた。
答えが返って来てわたしは少し落ち着いた。
そしてバイク愛好会の活動の中身をいろいろと考えた。
中学生ではバイクの免許が取れないから、バイクに乗るという内容ではない。
だとするとバイクの性能なんかを討論するとか、バイクの構造を研究する、なんて。
「暴走族だよ」
国見サンが言った。
え?
聞き間違いであることを願って、もう一度尋ねようとしていたら、
「うわァ、不良だったんだ?」
真希チャンが大きな瞳をパチパチさせた。
そりゃあ不良っぽい男の子に憧れる気持ちも解るけれど、だけど、安土クンたちの場合は「不良っぽい」ンじゃなくて、本物の「不良」じゃないの?
これってヤバくない?
付き合っちゃダメだよ、絶対。
安土クンが答えた。
答えが返って来てわたしは少し落ち着いた。
そしてバイク愛好会の活動の中身をいろいろと考えた。
中学生ではバイクの免許が取れないから、バイクに乗るという内容ではない。
だとするとバイクの性能なんかを討論するとか、バイクの構造を研究する、なんて。
「暴走族だよ」
国見サンが言った。
え?
聞き間違いであることを願って、もう一度尋ねようとしていたら、
「うわァ、不良だったんだ?」
真希チャンが大きな瞳をパチパチさせた。
そりゃあ不良っぽい男の子に憧れる気持ちも解るけれど、だけど、安土クンたちの場合は「不良っぽい」ンじゃなくて、本物の「不良」じゃないの?
これってヤバくない?
付き合っちゃダメだよ、絶対。