いとしのポテトボーイ
☆:・*★*・・※・★☆
次の日。
わたしがバスを降りると、反対側のバスから丁度安土クンが降りて来たので、わたしたちは一緒に登校した。
安土クンはいつものように軽いジョークばかり言っていたけれど、わたしはいつものようには笑えなかった。
バス停から学校までは300メートルほどの一本道。
上り坂になっていて、寝不足の時なんかは結構キツイ。
真ん中あたりまで上ったところで、安土クンが誰かに呼び止められた。
声を振り返ると、お好み焼き屋サンにいたあのグループがいた。
待ち伏せしていたようだ。
「等々力センパイ・・・」
安土クンが足を止めた。
わたしはイヤな予感がしたので、
「遅刻しちゃうよ」
と言って、安土クンの腕を引っ張った。
でも安土クンは動いてはくれなかった。
見るからに怖そーな男の子が3人と、メチャメチャ派手な女の子が2人。
お好み焼き屋サンにいたメンバーとそっくり同じ顔ぶれ。
たぶん、等々力センパイが1番年上だから、みんな16、7歳。
最初に思った通り、わたしと同年代。
次の日。
わたしがバスを降りると、反対側のバスから丁度安土クンが降りて来たので、わたしたちは一緒に登校した。
安土クンはいつものように軽いジョークばかり言っていたけれど、わたしはいつものようには笑えなかった。
バス停から学校までは300メートルほどの一本道。
上り坂になっていて、寝不足の時なんかは結構キツイ。
真ん中あたりまで上ったところで、安土クンが誰かに呼び止められた。
声を振り返ると、お好み焼き屋サンにいたあのグループがいた。
待ち伏せしていたようだ。
「等々力センパイ・・・」
安土クンが足を止めた。
わたしはイヤな予感がしたので、
「遅刻しちゃうよ」
と言って、安土クンの腕を引っ張った。
でも安土クンは動いてはくれなかった。
見るからに怖そーな男の子が3人と、メチャメチャ派手な女の子が2人。
お好み焼き屋サンにいたメンバーとそっくり同じ顔ぶれ。
たぶん、等々力センパイが1番年上だから、みんな16、7歳。
最初に思った通り、わたしと同年代。