いとしのポテトボーイ
そんなわけで公立高校をワンランク落として受験するハメになった。
それが、今から入学式の始まる翔陽高校。
なんだかお先真っ暗って感じ。
ただ、仲良しの真希チャンが同じ高校を受験してくれたから、それだけが救い。
わたしはクラス発表の掲示板で「桑田奈津美」の名前を確認してから、1年B組の列に並んだ。
真希チャンも同じクラスで良かった。
同じクラスになると思っていた。
真希チャンとわたしは運命的な中学3年間を送っているんだよ。
3年間ずっと同じクラスだった。
しかも、木村真希と桑田奈津美は、いつも番号順で前と後ろだった。
思えば中1の春、東京から引っ越して来たばかりのわたしに、最初に声をかけてくれたのが、その時、番号順7番の真希チャンで、わたしは8番だった。
以来とっても仲良しで、不思議なことにずっと同じクラスだった。
だから高校に入っても同じクラスになると信じていたんだ。
それが、今から入学式の始まる翔陽高校。
なんだかお先真っ暗って感じ。
ただ、仲良しの真希チャンが同じ高校を受験してくれたから、それだけが救い。
わたしはクラス発表の掲示板で「桑田奈津美」の名前を確認してから、1年B組の列に並んだ。
真希チャンも同じクラスで良かった。
同じクラスになると思っていた。
真希チャンとわたしは運命的な中学3年間を送っているんだよ。
3年間ずっと同じクラスだった。
しかも、木村真希と桑田奈津美は、いつも番号順で前と後ろだった。
思えば中1の春、東京から引っ越して来たばかりのわたしに、最初に声をかけてくれたのが、その時、番号順7番の真希チャンで、わたしは8番だった。
以来とっても仲良しで、不思議なことにずっと同じクラスだった。
だから高校に入っても同じクラスになると信じていたんだ。