星に願いを…



校門前は凄い大きく感じてドキドキする胸を抑えながら足を一歩踏み入れた。


しばらく歩くと名前とクラスが書かれた掲示板が見えた。

『んー…っと、桜木 由佳さくらぎゆ…あ!四組だっ…ん??』

私の名前の下に高橋 優と書かれた名前の人がいた。

『優しい優くんかぁ』と一人で納得していると、後ろから、「誰が優しいって?」と男の声が聞こえた。


ビクッと体が反応し、素早く後ろを振り向く。

『始めましてー桜木…由佳さん?俺、優しい優くんでーす。』

いかにもチャラそうな男が私に話かけてきた。
何なのこの人!髪も茶色で眉毛も整っててピアスも!!

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