星に願いを…
『私は両思いじゃなきゃ嫌なの。それに、今日会ったばっかりだしお互いのこと知らないもん。』
「そんなのは付き合って知り合うもんなの。俺お前を好きになるし、好きにならせる自信ある。お前は俺が嫌な訳?」
『違っ…でも、チャラいし遊びで付き合うとかは嫌だ…。』
「チャラくなかったらいいんだな?」
『えっ?』
「明日見てろよ」
そう言って高橋 優は私の前から居なくなった。
…真剣な目だったな。
でも、彼奴が言った"好き"何て嘘だよ。それに私は彼奴が好きじゃないし。
まぁ明日次第かな…?
結構人が集まってきたな。早く体育館に行かないと…えぇっと…
「ねぇ体育館どこか知らない?」
目がクリクリしてて背も私ぐらいで髪が長くてストレートの美人な女の子が話かけてきた。