必死こいて桜姫やってやんよ!
「音寧々!
大丈夫なんか?!」
「アンタの頭より全然大丈夫」
「ねねぇ〜!!
憂依に襲われてねぇか?」
「高羅っ。
大丈夫だよ〜」
「態度違いすぎやろ…」
「そりゃ灰だからな!」
「なんやと?!」
「つかてめぇ等俺を何だと思ってやがる?」
「「「変態」」」
「………」
皆が揃うととてつもなく騒がしい。
朝の静けさが嘘のように。
…って!
「皆学校は?!」
なんで此処にいんの!
「お前が言うか」
「スイうっさい!」
「外、見てみな…?」
大和の言う通り、窓へと視線を向ける。
「…っは?」