必死こいて桜姫やってやんよ!







そこには、ビル群に埋もれていく茜色の丸い球体。




「あたし寝過ごした?」




目に映るのは地球の絶対的な光、太陽。




「寝過ごしたの域、バリバリ越えてんけんな」




だんだんと見えなくなっていく太陽を見据え、フと何かを想う。




「明日も、晴れますように…」




太陽は人の心を照らす光だから、晴れていて欲しい。



どんな傷でも癒せると、信じていたい。










沈み終わるまで見届けたら、再びバカ騒ぎの始まり。




「あってめ!
それはあたしんだ!」


「コレだけはねねにも負けねぇ、負けられねぇ!」


「なぁー、俺も…
「「灰は黙ってろ!!!」」




あたしと高羅と灰はゲーム三昧。



見事なハンドルさばきを見せ合うマリ○ーや、リズム感を勝負する太鼓の○人etc...



大和は両手に神を降臨させてカタカタ。


スイは雑誌を見ていて、たまに携帯カシカシ。



憂依も雑誌を見てる。

…多分。



すぐボーを始める彼の脳内は分からない。







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