必死こいて桜姫やってやんよ!







「早くしろって」


「あ、悪ぃ悪ぃっ」




そんなバカな思考をやめて急いで部屋を出ると皆ソファーに座っていて、その中に初めて見る頭の奴がいた。



サラサラの黒髪ウルフカットで、長めの前髪に1本だけ青メッシュが入ってあり、少し目にかかっている。



これまた美形…。



なんだ此処!!


めっちゃ目の保養になる!!!



黒髪メッシュはあたしをチラッと見て、見て…………


ガン見やん。



チラじゃない、ジーだ。



え、何、どうすればいいの?



と、とりあえず挨拶?



ペコッと少しだけ腰を折って挨拶し、また見ると…



野郎、もう見てなかったぜ。



あたし1人なにやってんだって感じやん!










< 34 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop