君がくれた5のこと
遥さんの家は意外とうちから近かった。
車で・・・・・
15分くらいの近所では有名な高級住宅街にきた。
遥さんって、警察官だよね・・・・・
失礼だけど、こんなところに住めるんだ。
親がなにか経営でもしてるのかな?
「ついたでーーー」
「ありがと、裕人。さ、優衣ちゃんも降りて。」
遥さんがドアを開けてくれて、私も降りた。
「汚い家だけど、ゆっくりしてってね。」
そう言って遥さんは家の鍵を開けた。
・・・・・中に入ると、玄関からもーうスゴイ!!
外から見ただけでも広いってことは分かるけど・・・・・・・
いざ中に入ると想像以上に広くてびっくりした。
きれいにかたずいていて、ブルーを基準にした家の中は、
まるで海の中にいるようだった。