あの日の僕は。



僕があともう少し手を加えれば完成、とかな……。


卓志のパソコンを見た。








「…………」









絶句。


それしか今はできない。









「…………おい」


「ん?」


「なんだコレは」


「…………てへっ☆」


卓志はお茶目に舌を出す。


画面は所々砂嵐のようになっている。


これはプログラミング以前の問題だろ。



「何かやった?」



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