あの日の僕は。

僕と尾行














待ちに待った(?)日曜日。




「待った?」


「いや、行こーぜ!」


「うん」


海里(周りから見たら陸也)と卓志は歩き出す。


僕は2人からは見えない位置で見ている。





「昨日のテレビ見たか?」


「あぁ、うん」


「面白かったよな!」


「……確かに面白かった」









……なんだアイツ。


僕になりきるのうますぎだろ。


ホームビデオで見る僕にそっくりだ。



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