あの日の僕は。



……海里は女子とも仲良くするのか。






しかし、だ。


用がないなら話しかけるな!


無駄の極みじゃないか。







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―――――
―――










駅前から結構歩き、住宅街に差し掛かった。


……つ、疲れた。


相当な距離を早歩きで行くのには無理あったか。


でもそーじゃないと何かと話し掛けられる!





「あ、海里兄ちゃんだ!」





斜めにある公園で、満面の笑みなちびっ子。



…………勘弁してくれ。



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