あの日の僕は。



教育がなってない。




……あれもこれも全て、海里のせいだ。


海里が人気あるから。










外はもう茜色だった。


たった半日でこの疲労。


明日、学校で僕はやっていけるのか……?


正確な時間を知ろうと、時計を見る。


時刻は6時38分。


もう、海里帰ってるよな。


勝手にいなくなったこと謝らないと。



メールを送ろうとケータイを手にした。





……が、やめた。



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