心の中からありがとう
それから3年も続いた

でも4年目になろうとした日

「ごめんね。冴」

私は意味が分からなかった

「今日からお父さんとお兄ちゃんとは別に暮らすんだよ」

「え・・・?なんで」

そうするとお父さんが口を開いた

「ごめんな冴。辛い思いをさせて」

そうするとパパのほほに涙が見えた

「意味分かんねーし。俺は絶対ヤダから」

お兄ちゃん・・・

「冴はいい子だもんね。分かってくれるよね」

お母さんは泣きそうな顔をしていた

「うん。わかった」

その瞬間お兄ちゃんはすごい顔をした

でもすぐに収まった

< 15 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop