If〜桜龍の彼等〜【完】
アドレス交換が終わった頃、コンコンとドアをノックする音が聞こえた
ノックなんてここに来て初めて聞いた
レンは嬉しそうにドアに駆け寄り可愛らしい男の子から袋を受け取っていた
「俺はこれ〜!!」
ニコニコしながら取り出したのは明太子のパスタだった
もしかして…あの子が全員分を買ってきたの?
「ルナちゃんは何にする?」
マサタカがテーブルの上にパスタを出しながら聞いてくる
「ねぇ…これってあの子が買ってきたの?」
「そうだよ」
マサタカが当たり前という表情で答える
やっぱりそうなんだ…
私の分も入っていると思うと何だか申し訳ない気分になってくる…−−
ノックなんてここに来て初めて聞いた
レンは嬉しそうにドアに駆け寄り可愛らしい男の子から袋を受け取っていた
「俺はこれ〜!!」
ニコニコしながら取り出したのは明太子のパスタだった
もしかして…あの子が全員分を買ってきたの?
「ルナちゃんは何にする?」
マサタカがテーブルの上にパスタを出しながら聞いてくる
「ねぇ…これってあの子が買ってきたの?」
「そうだよ」
マサタカが当たり前という表情で答える
やっぱりそうなんだ…
私の分も入っていると思うと何だか申し訳ない気分になってくる…−−