If〜桜龍の彼等〜【完】
「お昼のパスタ…

私の分も買ってきてくれたみたいで…

あの、ごめんなさい…」


「いえ、それが俺の仕事ですから」


「でも…

私はタクト達とは違うから。

そんな事して貰える人間じゃない。

だから…ありがとう。

凄く申し訳ない気持ちもあるけど、嬉しかった。

みんなの私に対する気持ちはわかってるつもり。

だから、嬉しかったの」


「1つ聞いてもいいですか?」


男の子が私の目を見て聞いてきたから頷いた−−



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