If〜桜龍の彼等〜【完】
「いろんな噂があるけど…

俺、ルナさんを信じます。

今のルナさんの言葉に嘘はないと思うから」


「ありがとう…」


「俺、ユキです。

買い物担当なんで、欲しいものとかあれば遠慮なく言って下さい」


「ユキくん、本当にありがとう」


「じゃあ俺行きますね。

ルナさんも早く戻らないとタクトさんが心配しますよ?」


「タクト…?」


何でタクトが心配するんだろうと思っていると…


「あはは、もしかしてルナさん天然ですか?」


「え?」


天然?言われた事ないけど…


「とにかく早く戻った方がいいですよ」


「わかった、そうする」


「じゃあまた」


そう言ってユキくんは他のメンバーの所へ向かって行った


私もとりあえずユキくんに言われた通り、すぐ部屋に戻る事にした



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