If〜桜龍の彼等〜【完】
揺れる心
パスタを食べ終わるとマサタカはすぐに部屋から出て行った−−
レンとスイはテレビゲームを始めた
その姿はやっぱり双子なんだと思うくらいそっくりだった−−
「何かいいなぁ…」
自分でも気付かないくらい自然と出た言葉だった−−
だからタクトに「何が?」と聞かれ驚いてしまった
「いや…兄弟っていいなぁと思って…。
高校生になっても、同じチームに入ったり、あぁやって一緒に遊んだり…仲がいいなぁと思って」
「ルナちゃんは1人っ子なの?」
「え?まぁ…うん…」
「そうなんだ」
ミズキは私の顔を見て少し不思議そうな表情をしたけど、それ以上聞いてくる事はなかった−−
レンとスイはテレビゲームを始めた
その姿はやっぱり双子なんだと思うくらいそっくりだった−−
「何かいいなぁ…」
自分でも気付かないくらい自然と出た言葉だった−−
だからタクトに「何が?」と聞かれ驚いてしまった
「いや…兄弟っていいなぁと思って…。
高校生になっても、同じチームに入ったり、あぁやって一緒に遊んだり…仲がいいなぁと思って」
「ルナちゃんは1人っ子なの?」
「え?まぁ…うん…」
「そうなんだ」
ミズキは私の顔を見て少し不思議そうな表情をしたけど、それ以上聞いてくる事はなかった−−