If〜桜龍の彼等〜【完】
「俺、ミズキ。よろしくな」


いきなり前の席の男の子が振り返ってきた−−


あ、昨日の変な奴


一緒のクラスだなんて…


「あれ?昨日の…?

でも髪の毛…」


金髪じゃないのに気付いたんだ…−−


「昨日の金髪美女だよね?」


「美女ではないけどね」


「あ〜確かに美人っていうよりは可愛いって感じだもんね」


いや、そういうつもりで言ったんじゃないんだけど…−−



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