If〜桜龍の彼等〜【完】
「ルナちゃんが大切だからこそ、何かあるなら支えになりたいって、頼ってほしいって、そう思ってるんだよ。

それにあいつは人一倍独占欲が強いから。

だからさ、タクトの事気にしなくて大丈夫だよ。

タクトもルナちゃんの気持ちわかってると思うから」


「レン…

何でわかっちゃうの?

私の事も、タクトの事も…」


「タクトとはこうやって毎日一緒だから嫌でもわかるんだよ。

ルナちゃんは何でかな…

俺もルナちゃんが大切で、よく見てるからかな」


普段はおちゃらけて子供みたいなのに、こういう時凄く大人にみえる


「レン、ありがとう」



< 132 / 824 >

この作品をシェア

pagetop