If〜桜龍の彼等〜【完】
境界線を越える時
どれくらいそうしていたのかな
「タクト、ごめんね」
そう言って、私はタクトから離れた
「大丈夫か?」
「うん…」
冷静になると、何だか今の状況にドキドキしてしまう−−
すぐ目の前にあるタクトの顔に、さっきまで抱きしめてくれていた腕
全てにドキドキしてしまう
「ルナ?」
タクトが不思議そうに私の顔を覗き込む
「何でもない。
タクト、ありがとう」
私がそういうとニコッと微笑んでくれた−−
「タクト、ごめんね」
そう言って、私はタクトから離れた
「大丈夫か?」
「うん…」
冷静になると、何だか今の状況にドキドキしてしまう−−
すぐ目の前にあるタクトの顔に、さっきまで抱きしめてくれていた腕
全てにドキドキしてしまう
「ルナ?」
タクトが不思議そうに私の顔を覗き込む
「何でもない。
タクト、ありがとう」
私がそういうとニコッと微笑んでくれた−−